2022/05/31 10:27
なんと、普通はタンポとカップとの間に、のりのような物を入れてタンポを固定させているのですが、それは、「リゾネーター」と呼ばれる、タンポの真中に付いている反響版が、ボタンのようにパチンとカップの裏側に付いている、突起の部分に止めるようになっていたのです。
普通リゾネーターは、タンポに付属している物なのですが、この楽器は、タンポを止めるために使われていたのでした。
これは、昔の職人さんの知恵なのでしょう。今の楽器にはそういうものの付いている楽器は見当たりません。
脱着を簡単にしようとした物なのか、それとも、音色に関係してそういう風にした物なのかは私にはわかりません。
しかし、この為に、タンポを合わすのがとても苦労しました。
普通は、のりを使って、タンポの傾きを変えながら、ぴったりくるように調整するのですが
これはそののりのようなものが無いために、普通の方法が使えなく苦労をしました。
まだまだ、これから、「なんだこれは!!」と思うような、機構や部品などに出会うと思います。
とても楽しみです。